入院
手術予定日まで1週間弱でした。
同部屋になった方は親切で楽しかったです。
看護師さんとも漫画やゲームの話をしたりして安心させてくれました。
手術に向けて主治医から説明を受けた時に、前にも書きましたが、切断と再生医療の話を説明されました。正直、再生医療は頭になかったのでびっくりしました。 ただ、再生医療を選択しても治療に何年もかかるし、必ず成功するとも限らない。
しかも、膝も曲げれなくなってただ、棒のように体をささえる役割ができるだけとの事でした。
この説明をされて迷いました。
将来のことを考え、今よりも生活しやすくなるのは義足になる事、それは頭ではわかっています。
でも、迷ってしまった。
痛みもなく、今と同じ状態での生活をするのか、それとも切断して、もしかしたら幻肢痛に悩まされるかもしれない
どうしたら良いのか頭では理解していても答えが出せなかったので考える時間をくださいとお願いして、3日間の時間をいただきました。
もうその時点で、切断への恐怖が勝っていたと思います。同室の方や、職場の方、友人、身内、PTさんなど、何人かに話を聞いていただきました。
PTさんには大腿切断をされた方を紹介していただき、話を聞かせていただきました。
結局は自分自身で決めないといけないのは理解していても、怖かった。
誰かに納得する言葉で背中を押して欲しかった。